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書架を眺めて

2019/06/25 火曜日

撮りためてそのままになっていたドラマを何本か立て続けに見て午前を過ごした休日の午後、
取り敢えず外に出ようと暫くぶりに図書館に足を運んだ。

考えてみれば電子書籍を利用するようになってからも結構経つのだけれど、
やっぱり何となく本を読もう、くらいの時は図書館に行くのが良い気がする。
アマゾンにおすすめされる本よりも、
書店で感じる何となく勢いのある本よりも、
面白いのか面白くないのか良く分からないけれど買うのはちょっとリスクかな…
くらいの本をお試し気分で借りられるのがとてもありがたい。

今回も小説を一冊と評論を二冊、エコバッグにポンポンと詰めて帰ってきた。
早速小説を読んだが、果たしてこれが面白かったと言えるのか分からない。
変な後味の小説だった…図書館じゃなかったら出会えなかった類のものだろうな。
このくらいの感じが楽だ。

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動物園

2019/05/17 金曜日

いよいよ陽射しを強く感じる季節になってきた。
アイスを食べずにはいられない。
家を出ても三分で帰りたくなる。
野毛山の動物たちも、三分の一くらいはお休み状態だった。
暑くなってきたなあ…
↑アビシニアコロブス

横浜市にはいくつかの動物園があるが、
専ら訪れるのは野毛山動物園ばかりだ。
横浜の観光の要であるみなとみらいから徒歩圏内と好立地なのと、
何しろ入園料が一切掛からないというありがたい動物園なのだ。

広過ぎず、動物も多過ぎることもなく、回りやすい。
(反面大型動物には息苦しい環境だろうなと申し訳ない気持ちにも…)
昔から遠足だなんだと連れてきてもらって、今もちょこちょこ行ってしまう。
以前はクジャクが園内を自由に歩いていてはたまに羽根を広げていたが、
最近は恐らく感染症防止かなにかのためにやめてしまったようだ。
段々と動物が有料のより広い動物園に移動されるのを見る度に少し不安にもなるが、
訪れる度沢山の人や子供たちがいて、やはり人気の動物園だと実感する。

このところは鳥と保護動物が多くなっている感じもするけれど、
ライオンやレッサーパンダといった動物園のアイドル的存在にも会える。
特にライオンのラージャー君は動物園生まれで目付きが優しい。
これ以上沢山の種類の動物が入らなくても構わない、
ただどうかこの動物園が続いていく事を祈る。

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平成最後のはなし

2019/04/30 火曜日

平成が終わるんだそうだ。
テレビの中の人々はまるでこの世の終わりか何かの様な取り上げ方をしている。
確かに私の属しているこの社会にとっての一つの区切りではあるが、
一方で明日からも日常が営まれて行くだろうと想像することは容易だ。

時間というのは不思議なもので、
時間が直線的に等しく過ぎていくと考えるのは分かりやすい様でいて、
しかし案外感覚に即していない時があるように思う。
心身の変化、時代の変化、沢山の要因によって、時間は変化して感じられる。何故だろう。
この手の事には到底答えは出せそうにない。

まだ私には分からないことが沢山ある。
勿論、令和になっても分からないことだらけだろう。
ただもしかしたら、明日を一つのスタートにすることも出来るのかもしれない。

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いつも新しい

2019/03/31 日曜日

銀座線を降りると、改札に向かう人の10人に9人は外国人旅行者の様に見えた。
浅草は個人旅行者にせよ団体旅行者にせよ、とにかく人で溢れている。
昔からとても有名な観光地ではあるけれど、ことここ数年は人が増えたように思う。

小学生くらいの頃だろうか、祖母に連れてきて貰った時のことをぼんやり覚えている。

駅前で人力車のお兄さんに声を掛けられてびっくりしているのを見て祖母は笑っていた。
人力車のお兄さんたちは今、お客さんによって日本語やら英語やら使い分けているようだ。

母が曾祖父と一緒に天丼を食べた店なるところがあったけれど、
団体さんで混んでいて一般客は結構並ぶようだったので諦めた。

仲見世の人形焼き屋さんには、苺と人形焼きを串に刺したものが売っていて目を丸くした。

最近は着物を着せて貰って街歩きをするのが流行っているのか、
とにかく沢山の人が着物を着て写真を撮っていた。

お参りをして、脇でおみくじを引いたら凶で、思わず外に出てもう一度引いた。
ここは英語対応が遅れているのか、引いた漢数字を見て外国人旅行者が困っていて、
親切なおじさんがおみくじの場所を教えてあげていた。

浅草から見るスカイツリーはとても近くて、
隅田川沿い遊歩道では隅田川とスカイツリー、あとまだ満開とは言い難い桜の花を一緒に写真に納めようとする人が沢山いて、
私も何となく真似をしたりした。

広くはない区画に観光のポイントがいくつもあって、
やはり日本を代表する観光地の一つだ。


昔からあるもの、無くなってしまったもの、新しく加わったもの。
浅草は沢山の変化に対応して、懐かしさも新しさも両方感じさせてくれる。
常に変わり続ける活力みたいなものを頼もしく思った。

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江ノ島を歩く

2019/02/17 日曜日


母と二人、江ノ島詣。
朝思いついて、すぐに行ける距離感が気楽で良い。
時期もあろうが、土日で人出の多さは感じつつも人が多すぎる感じでもないのも良い。

最近は結構海外からの旅行者の姿も見られるようになって、
江ノ島へ渡る橋の手前で旅行者とおぼしき女性の手のパンにトビが急降下していた。
日本語以外での周知も必要だねぇと、話ながら橋を渡る。

昼食は島に渡る前に海の見えるレストランで食べておいた。
色のついたカリフラワーにはちょっと驚いた。

橋の途中、稚児ヶ淵まで渡る小さな遊覧船の宣伝を聞く。
但しこれは後述するが行きよりも帰りがおすすめである。
今年ようやく降った雪もあって富士山は白っぽい。

島に渡って江ノ島神社までの道のりは案外短い。
子供の頃に来たときは結構あるように感じたのだが。
新しいお店、昔からあるお店、短い範囲に所狭しと建ち並ぶ。
お土産物屋さんの店頭に並んだ、貝殻を寄せ並べた篭の皿をみて、こういうの買って貰ったなぁ、と母が懐かしむ。
キューキューという音が断末魔の叫びのようで、たこ煎餅の行列には並ばなかった。

江ノ島神社の入り口から、展望台のある山の上までは階段を上るかエスカーという、要するにエスカレーターに乗るかの二種類の方法がある。
今回は母の膝の調子も悪くなかったので階段を上ることにした。

石の階段は流石に観光地ということもあって高さも形も整備されていて上りやすいが、
日頃の運動不足が祟っている私よりも母の方がなんだか元気だ。

エスカーは拝殿があるところにしか止まらない。
乗らずに歩いているからこそ眺められるポイントもあり、ちょこちょこ立ち止まって海の方をみてみたり、写真を撮ったりして過ごす。
辺津宮で茅ノ輪をくぐり、参拝。
奉安殿の八臂弁財天はどこか違うところに貸し出されているのか拝めなかった。
中津宮では裏の水琴窟の音に耳を澄ました。

江ノ島の灯台シーキャンドルは、サムエル・コッキング園の中にあるが、
今回はそのまま稚児ヶ淵に向かうことにした。
今の時期は夕方から夜に掛けてのライトアップがきれいだという。

ベンチでたこ煎餅をかじっているご婦人がいて母と慌てて上を向いたが、
頭上に飛び回る鳶はたこ煎餅にはまるで興味がないようであった。

サムエル・コッキング園から江ノ島の裏側にある岩屋までの道のりは階段の昇り降りもあるのだが、
たくさんの観光客と一緒に進むのはちょっと面白い。
崖下の釣り人の様子を窺おうとする人や、手を叩いてトビを呼ぼうと試みる人、思い思いに写真を撮る旅行者…

奥津宮の手前では、以前暑い時期にお茶をした羊羹店があって、お饅頭が蒸してあるのが分かった。
奥津宮には八方睨みの亀という天井画があり、参拝の済んだ人から上を見上げる。
睨みというが、別段怖くは感じない。

奥津宮を過ぎるといよいよ島の向こう側の海が見えてくる。
細くて急な階段を下っていくと稚児ヶ淵だ。
足元に歌碑が割れたようなものが倒れていたが片割れがなく、どこから来たのか分からなかった。
見える海は穏やかで岩場に流れ込む海水もそこそこの勢いだったので、そろりそろりと岩場を海に向かって歩く。
富士山と、その手前の山々が鮮明に見えた。
後ろにいる母は逆光で上手く写真が写らないと嘆いていた。
少し前に台風の被害を受けていた岩屋も復活したらしいが、
ここまでですっかり満足してしまったから、折り返して来た道を戻ることにした。

この稚児ヶ淵というところは、江ノ島へ渡る橋との間に遊覧船を走らせているので、
必ずしも来た道を戻らなくても良いのだが、私と母は羊羹店に立ち寄るため船は利用しなかった。

同じ道を戻るだけなのだが、稚児ヶ淵への階段は行きは楽でも帰りが辛い。
階段を行きを切らしながら上る。
恐らく江ノ島は、エスカーで上がって階段を下って稚児ヶ淵まで降り、そこから遊覧船で帰るのが一番体力を要しない回り方であろう。

中村屋羊羹店は明治時代から続く羊羹店で、海苔羊羹が有名なのだそうだが食べたことはない。
小さな店内の壁に、歴史を感じさせる新聞の切り抜きが何枚も貼られていた。
前回も今回も、私はくりーむとうふというプリン状のものを食べ、母は更にお饅頭も追加していた。
このくりーむとうふ、豆乳と生クリームが使われていて外見は白いのだが、
暫くスプーンで掬っていると真ん中の辺りにこし餡が現れるのが面白い。
舌触りも滑らかで、羊羹店らしいところなのかなと思う。

サムエル・コッキング園の辺りまで戻って来れば、帰りの階段は幅も広く緩やかになる。
あっという間にエスカーの入口だ。
食べてばかりでそこまでお腹は空いていなかったが、食べてみたかったしらすコロッケを母と半分ずつ食べて島を後にした。
なんというか、本当にしらすの味がしてびっくりした。

橋の上から夕日と富士山が見えた。
隣の外国人旅行者も欄干に寄り掛かって富士山を見ていた。
とても穏やかな江ノ島詣だった。

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