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名刺サイズの手帳

2018/09/22 土曜日

そろそろ新しい手帳を買おう。

二週間くらい前にそう思ってたまに本屋の文具コーナーを覗いたりしていて…気付いてしまった。

目当ての手帳が見つからない、ということに。

高校生くらいから手帳というものを使い始めて、
トラベラーズノートだった頃も、ロルバーンだった頃もある。
学生の頃は大体時間割もあって、マンスリーで充分事足りた。

社会人になってすぐの年は手帳の使い方が分からなかった。
手帳の使い勝手はその手帳が生活スタイルに合うかどうかではないかと私は思うのだが、
仕事し始めにはそれが掴めていなかったのだ。
取り敢えず間に合わせのものを半年くらい使って、今使っている手帳を発見した。

レイメイ藤井のネームカードダイアリー、
ウィークリー1ウィークのタイプである。

その名の通りネームカード、名刺サイズの小さな手帳でありながら、
マンスリーとウィークリーがどちらもスペースをきちんととって配置されている。
厚みが押さえられているのは超軽量用紙のトモエリバーによるのだろう。
薄くて軽い、のに万年筆のインクが裏に抜ける事もほぼ無い。
小さな紙面にも、祝日や六曜などの情報はあって、私にとっては必要十分、つまるところ丁度良いのだ。
何よりも胸ポケットに入るサイズの手帳というのが、心強い。
手帳をタスク管理に常用しているので、肌身離さず持てるサイズはとても大事。
よく見る手帳のポケットサイズ、は男性用だったりして結構大きかったりする。

ネームカードダイアリーは私の今の生活にすごく合っているから今年も同じものを買おうと思っていたのだけれど…
なんと、今年からカバーつきがなくなってしまったようなのだ。非常に残念。
当然今年のカバーを使い回しても良いけれどそれもいつまで持つのやら…悩ましい。

もはや違う手帳を見つけてしまった方が良いのではと目を凝らしてはいるのだけれど、
やっぱり、丁度良い手帳って難しい…。
もうちょっと探してみようと思う。

| 21:00 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | ↑ページトップ |

よこすか

2018/09/18 火曜日

特別な理由があるわけでもないけれど、「横須賀軍港めぐり」に行ってきた。
その日の朝に思い付いて行ったので前日までの予約はできず…
若干の不安を抱えつつも平日だったこともあって無事にチケットをゲット。
大人一名1400円で、隣のイオンの駐車券サービスなどもあるよう。

この時期だと毎日10時から毎時一運航はしている軍港巡りの船。
11時半くらいに汐入のチケット売り場についたが、12時の回に乗船できた。
軍隊のファンでも無ければ船のファンでもない一行でも、
案内人の方は流石にプロで、初めてでも充分楽しめた。

きりしま
↑左の方に写ってるのが自衛隊のイージス艦の「きりしま」

唯一難しいなと思ったのが席の確保で、
そこまで混んだ船内でもなかったので船の二階部分に確保はできたものの、
進行方向右側に進行方向の向きに座れていれば尚良かった…。
港の中を反時計回りにぐるりと一周するので、進行方向右手に船が来て、
右前方の船が説明されることが多かったのだ。

退役軍艦
↑番号がないのは役割を終えているから

天候の影響もあるかとは思うが、波は比較的穏やかで、
心配していた船が揺れて気持ち悪くなるということもなく。

ネイビーの船
↑もちろん海上自衛隊だけでなく米海軍の船も。

15前後の戦艦を見たけれど何よりも印象的だったのは、
その上で働いている人々をみたことだった。
こちらに向かってたまに手を振ってくださったりもして。
戦艦という乗り物と、そこに働く人々。
少しそれが近くて現実の存在として感じられて、不思議な体験だった。

| 19:30 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0) | ↑ページトップ |

壁の蜘蛛

2018/09/04 火曜日

帰宅して自室に鞄を置きに入ると、
奥の壁に蜘蛛がいるのが目に入った。
蜘蛛は益虫というから然程大きくなければそっとしておくことにしている。
その内いなくなるだろうと部屋を出て、
暫く経って扉を開けると同じところにまだいる。
白い壁に黒い蜘蛛。

ずっと同じところにいるなんて変なの、
そう思って壁に近寄って、そうじゃないことを発見する。
蜘蛛は全く同じところに同じようにいた。生き絶えていたのだ。
天井から垂れる糸が壁と蜘蛛の関係を辛うじて可能にしていた。
時間が止まっているようだった。

時間が止まっているよう、だった。

生きていることと時間が過ぎていくことは、
とても近しい関係なのかもしれない。
生きていなければ、そのものにとっての時間は過ぎない。


上司が辞めることは想定外だった。
生活がぐるぐると変わっていく。無根拠にずっと変わらないと思っていた。
ようやく変わらない何かを求める人の感覚が掴めたような気がする。

時間が過ぎていくことには抗えず、
時間が過ぎていくことは変化を伴う。
当たり前の事なのに、それは結構痛い。
そう友人に話すと友人は、
抗えないのなら楽しむしかないね、と笑った。
それもそうだ。


生きることは必ず老いを伴い、ずっと成長し続けられるとも限らない。
変わらない事を求めつつも、変化を免れられないのは生きているからこそである。

私は今はまだ壁の蜘蛛ではないのだ。

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涼を求める

2018/08/02 木曜日

毎日耐え難い暑さだ。
屋外はもちろん日傘無しでは歩くことが出来ないくらいだが、
家にいたってエアコン無しの時間が持てないくらい日中も夜中も暑い。

中国では暑い夏に公共の施設やお店にところ構わず居座り涼を得る人たちがいて、
そういう人たちの事を納涼族というらしい。
面白いネーミングだなあと思う。この前テレビで紹介されていて初めて知った。

あまりにも暑いので私も公共の施設に行くことにした。
図書館は私の家から若干離れていて、着くまでは灼熱地獄という感じだった。
借りていた本を返して、違う本を手に取って椅子に掛け、
読み始めて30分で背中に日が差し始めた。ああもう。
暑さと集中力の無さから席を移動したり本を変えたり、
図書館ってしかもそこまで冷房効いてないな、なんて気付いてしまったり。

次に母と駅ビルに入った。やはり半分は納涼目的だ。
でも色々見ている内に欲しいものは出てくるもので、結局はお買い物だった。
まあ、これ、欲しかったし、と石鹸を眺めながら家路についた。

暑すぎて寒かったころが思い出せないことに気が付く。
朝起きると布団からはみ出している目やら鼻やらが冷たかったことも、
手袋をしているせいで何を操作するのにも面倒だったことも、
そんなものだった気がする、くらいにしか思い出せない。
私は前の季節を次々と思い出せなくなっているけれど、
きっと次の季節が来れば思い出すのだから、忘れたわけではないのだろうな。

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歯車生活

2018/07/01 日曜日

学生街のファミレス。
向かいの席に座っている友人は、全く変わっていない。
私には到底追い付けないくらい本を読んで、考えて、議論をして、
とにかく必死で学問をしている、そんな人だった。
でも休み時間には冗談を言ったり、
全く理解が遅れてしまった私に簡単な言葉を使って説明してくれたり、
頭が良くて、優しい人だ。
今も、必死で考えつつ、ちょっと人間関係に頭を悩ましているようだ。

仕事帰りに突如電車に乗った。
もう授業は粗方終わってしまった構内に入れば、
ちょっと自動ドアを増やしつつも然程変わっていなかった。
そりゃ殆ど時間なんて経っていないのだから当たり前なのだけれど。

でも私にとってそこはとても遠い場所になっていた。
ここにある自由を、私は失って久しい。
そしてその事をある意味で楽に感じてしまっているのかも知れない。

私は大学にいた当時の自身の居所の無さを不安に感じていた。
外の世界と自分との関係の危うさのようなものに、
上手く足が地球の上に立てていないような感じがあった。
仕事をするようになって、案外悪くないと思えたのは、
あの頃の居心地の悪さから解放されたからだったのだろうか。

向かいに座る友人は、必死で食らいついている。
私には出来なかったやり方で、必死で世界に自分の居場所を探している。
自由を自分のものにして存分に使いこなしているようで、眩しい。
良いな、と思うし、でも別に自分の生き方を否定するでもない。
ただ、たまにこの人の話を聞きたい、と思った。

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