久々にカメラを買いました。

2016/12/06 火曜日

ニコンのD750をレンズキットで買いました。
そのお話、です。


カメラを修理ではなくて新調しよう、
そう決めた後に考えたのは次のカメラの機種。
何となく、他社に乗り換えるのもミラーレスにするのも気が進まなくて、
完全に囲い込まれちゃってるなあなんて思いながらカメラ屋さんへ。

実物を見て、パンフレットを取り敢えず端からごっそり頂いて…いたら、
店員さんから「カメラお探しなんですか?」の一言。
D60が壊れてしまって…ともごもご伝えるとお若い店員さんでD60はご存知なくて。
でもセンサーのサイズ的にフルサイズだと今までのレンズが活かせませんよ!
と、ひと言。そうか、そりゃそうだよねえ…なんて思いながら、取り敢えずその日は帰宅。

布団の中でぬくぬくとパンフレットをめくり、
改めて最新のカメラの性能が以前のものと段違いらしいことに驚く。
フォーカスポイント3点、ISO感度は1600でもノイズでザラザラなカメラを使ってきた私には、
多分どれを選んでも全然違うと思えるはずだとは思った。
しかし正直自分がぼんやり撮るだけの写真に要るのか、分からないとも思った。
なければないで、何とかなるわ、なんて思ってきたところもあって。

D60のキットレンズは実はもう何年も前に使えなくなってしまっていて、
それもあって最近は単焦点のDXレンズとたまの望遠レンズで写真を撮ってきた。
そのため、今回もキットで買うかなと、頭のどこかで思っていた。

そしてD610にしようと思った。
フルサイズの何が良いかなんて実際のところ使ったことがないのだから分からないけれど、
使ったことがなければその良し悪しを知ることすらできないのだと思って。
それに店頭で持った時にそこまで重くないか、と思えたことや、
フルサイズの中の「入門機」という位置づけと価格が、
身の丈に合わないものを買おうとしている私を惹きつけてきたことも理由の一つ。
単焦点のDXレンズも弟が欲しいと最近言っていたし…。

何となくこの前と違うカメラ屋さんへ。
でも店員さんはとても熱心で、熱心過ぎる人だった。
「私、予算はD610でもかなり大変で…」なんて私のもごもごにも、
でもD750が良いんですよ、絶対こっちが良いですよ、と力説。
あんまりD750を猛プッシュするものだから、げっそりしてしまって結局何も買えなかった。

ものにいくらお金を掛けるかは人それぞれだけれど、
それはお金を持っている持っていないということではなくて、
そのものにいくら分の価値を見出し、
実際いくらであれば出そうと思えるのかという価値観の問題なのだと思った。
D750は私の価値観では高過ぎると思えたし、機能も必要十分を遥かに超えてしまっている。

それなのに、買ってしまった。
毎月意味もなく必死に貯めている貯金を握りしめて。
熱心過ぎる店員さんには疲れてしまっていたので結局初めに行ったお店で。
今までの価値観では、買うことのできないカメラだった。
これまでの人生で一番高い買い物をした。
D60を買った時の感覚を思い出す。ここのブログに、
「私のこれまでの短い人生の中で一番大きなお買い物です。」なんて書いていた時のことを。

一に勢い、二に勢い。
当分使いこなせない自信がある。
きっと高過ぎ、の感覚もまだまだ抜けない。
でも、身の丈に合わないと感じるものを買おうとする人の気持ちを、
少しだけ知ることができた気がする。
自分に合うカメラではなくて、自分がそれに合わせなければならない、
非常に厄介で、でも頑張ろうと思わせるカメラなのかなと、思う。


暫くは使い方の練習です。
暗いところでもノイズが少なくてびっくりです。
ボタンはD60よりも慣れればずっと使いやすそうです。
まだ51点のフォーカスポイントは使い勝手が良いのか不明です。
取り敢えず、大きいです。
結局圧縮
……頑張ります。

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D60と時間

2016/11/27 日曜日

「何らかの異常を検出しました」
ランドマークタワーの展望階でその表示に目を疑った。
D60が初めて、故障した。

頂き物のチケットで一人だったものだから、
その驚きと悲しみを誰に伝える事もできずに一人で慌てた。
まだ四枚しか撮っていないよ、と、
復旧にはシャッターを押すようにと書いてあるので押してみたけれど、
押してもD60はうんともすんとも言わず。

購入から8年半、私の粗雑な扱いにも関わらずここまで持ち堪えてきた。
ニコンのホームページで言うところの、
「生産終了後長期間経過した製品」なのだから、
私のD60は寿命を迎えたのかもしれない。

色々なものにカメラを向けてきた。
レンズの向こう側を変えてきたのは、
レンズのこちら側で変化してきた私であって。
それは中学生から大学を卒業するに至るまでの色々であって。
一応サポートに聞いてみようと思いつつも、
既にD60にはお疲れさまでした、そんな気持ちになってきている。

写真を撮ることをやめようとは思わないから
次にまた何か選ばなければならないという思いはあれど、
最近全然新製品の情報を入れていないものだから、
何を買えばいいのやら……
私に必要なのは初級機なのか中級機なのか、
その辺りから考え始めなければならない、まずは資料探し、しなければ。

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棒針について

2016/11/06 日曜日

寒いかなと思ってコートにマフラーで外に出たら、
寒いどころか暑いくらいの暖かな日だった。
季節の先取りなんて洒落たものではなくて、単純に私はせっかちなのだろう。
まだ夏真っ盛りの頃から毛糸を買ってきて、
マフラーと、後ハンドウォーマーも編んでしまった。
この所とても寒い日もあるからもう編み上がっていて良いのだけれど、
少なくとも今日でないことは確かであって。

棒針を持つと、祖母のことを思い出す。
病室の椅子に座り、眠る祖母を感じながらせっせと手を動かした。
徐々に伸びていく編み地を見ながら祖母は、
毎度のようにそれは何になるのかと私に尋ねた。
いつまでも続くような、でもそんな事がない事も分かっていた。

出来上がった棒針編みのレースを、
祖母は見ることができたのだったと思う。
あの頃の事を思い出すと、ふわふわと現実味がなく遠い。
地続きの世界にいるのに、どうして。

私は棒針が苦手で、かぎ針ばかり扱っていて、
祖母はかぎ針よりも棒針が好きだった。
私が慣れない棒針に苦戦するのを見ながら、
もっと緩く編むものだと、祖母はよく言っていた。
出来上がったマフラーとハンドウォーマーを触りながら、
これでは固すぎますでしょうかと、
祖母ならどう評価してくれるだろうと、思う。

少しは棒針を扱う手先も慣れてきた。
今はまだ大作に立ち向かうような勇気も技術もないけれど、
いつか祖母のように柔らかく目の揃ったものを編めるようになりたい。

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ラミーステュディオ

2016/10/06 木曜日

ラミーステュディオ

初めてラミーを買った。
中学生の頃から何となく知っていたし欲しいような気持ちもあったけれど、
その頃は低価格なサファリですら私には手が出なかった。
何となく扱い切れないという思いもあったのかもしれない。

だからこそ中学入学祝で貰ったパイロットに、祖父の形見のモンブランなど、
数本の万年筆をローテーションして使用するようになり、
あの頃よりはお金を貰えるようになった今、この万年筆にググッと惹かれてしまった。
(正直なところ、文房具が手の届く存在になったこの状況は結構まずい。)

ラミーステュディオ、パラジュームコート、EF(極細)。
ラミーならサファリか2000、くらいしか知らなかったのに、
見た瞬間その美しい形状にあっと言う間に心を奪われてしまった。
独特な形のクリップ、飾り気がなく滑らかなボディ。
今まで比較的見た目が所謂万年筆らしい感じのものを多く使ってきたからか、
ステュディオのシンプルな見た目は潔く、また上品に映る。
初めに見たのはステンレスタイプのモデルだったが、
14金のペン先もあると知り、これは買わねばと思ってしまった。

店頭には置いていなかったことと、お値段から、インターネットで購入。
付属されていた青のカートリッジを取り敢えず入れてみた。
14金のペン先だからか、やはり書き味はさらさらと申し分ない。
(ちなみに私の使用中の万年筆では祖母のモンブランが一番滑らかで、
パイロットの色彩逢いが一番カリカリっとした感じ。これはこれで良いと思う。)
事前に色々とチェックする中でペン先はEFでもそこまで太くないと書いてあったが、
確かに書いた感じはパイロットのFよりも断然太めである。
サイズは少し長めだが、女性が使っても全く問題ない。
重さは重めだが、この見た目であまり軽いとそれはそれで違和感があるだろう。
シンプルで適度に面白味のあるデザイン、気に入ってしまった。

暫くはこの万年筆を中心に使っていこう。

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言葉が走る

2016/09/14 水曜日

まずい、言葉が走り過ぎている…

そう思うのに、私の口は話すのをやめてくれない。
相手の話を遮ってしまったと、気が付いているのに、
舌はペラペラと話を続けている。言葉が走る。

だから、会話をしている当の先輩から注意を受けた時、
申し訳なさだけではなく、
この走り過ぎる言葉を止めてくださった事を、素直にありがたいと思った。
自分の言葉のコントロールが効かないなんて。

あなたは良く喋る人だから、話したくなってしまうのでしょうと、
謝る私に先輩は仰るけれど、
それにしても最近私は言葉を好き勝手に発し過ぎている。
少し前まであんなにひと言ひと言選んで口にしていたのに、
最近の私は言葉を選ばな過ぎだ。

気を引き締め直さなければ。
これは慣れの表れではなくて、相手への気持ちの遣えなさの表れである。

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